ファイルコインは「情報のための効率的な分散型ストレージネットワークを構築する」という目的のもと作られました。
IT社会において、とても重要となるストレージの問題を解決するためのプロジェクトとして、今投資家から大きな注目を集めています。
過去のICOの中で歴代2位ともなる約287億円の資金調達に成功していたり、アメリカの電子証券取引所・ナスダックによる「今後ビットコインを可能性を持つ暗号資産3選」にも選ばれています。
この記事でわかること
ファイルコイン(FIL)とは何か?
ファイルコイン(FIL)の価格推移
ファイルコイン(FIL)の買い方
そんな、ファイルコイン(FIL)について今回は徹底的に解説していこうと思います。
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ファイルコイン(FIL)ってどんな仮想通貨なの?

通貨(トークン)名 | Filecoin(FIL) |
価格(2022年4月現在) | 約3110円 |
時価総額(2022年4月現在) | 580,159,374,184 |
公式サイト | https://filecoin.io |
取り扱い取引所 | 「Bybit」「Binance」「MEXC」 |
仮想通貨ランキング(2022年4月現在) | 68位 |
ファイルコイン(FIL)のプロジェクトが発足したのは2014年で、2017年に初めてトークンセールが行われました。
トークンセール前のICO(資金調達)では約287億円を調達することに成功し、今まで行われてきたICOの中で資金調達額が第2位となっています。
ファイルコイン(FIL)は、アメリカの取引所Krakenに2020年10月に上場し価格は30ドル(約3000円ほど)でしたが、2021年にアメリカの投資ファンド会社がファイルコイン(FIL)の投資信託を始めたことにより、2021年3月には約20000円という高値をつけています。
その後は価格は下落する一方で、現在では上場当時の3000円程度で推移しています。
ファイルコイン(FIL)の特徴とは

ファイルコイン(FIL)の大きな特徴としては、オンライン上のストレージサービスの基盤を普及させるというところです。
従来のファイルやデータの管理といえば、PCに内蔵されているハードディスクや外付けのハードディスクなどにデータを保存しておくのが一般的でした。
現在では、皆さんも使っているかもしれませんが、「Dropbox」などのクラウドストレージサービスが一般的になりつつあるのではないでしょうか。
しかし、そのクラウドストレージサービスはハードディスクなどに比べるとデータの破損のリスクは少ないものの、やはり中央集権的なサーバーが存在するため、多少なりともデータの漏洩や破損のリスクがあります。
その問題を解決するためにファイルコインは分散型のストレージシステムである、IPFS型インターネットが考え出されました。
IPFSの何が良いのか

Protocol Labs社によって考案されたIPFSですが、ユーザーにとって具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
IPFSでは、現在のネットワークであるHTTP方式の以下の問題点を解決できる革命的なプロジェクトです。
- 中央集権的
- 非効率的で高価
- データの漏洩や破損
データの漏洩、破損などはインターネットを使っている人からすると、絶対にあってほしくないことですよね。
ファイルコインは、データ(ファイル)を分散化し、P2Pネットワーク上に保存します。
そのデータをユーザーが取り出す場合には、分散化されたデータを1つにまとめ取り出すということになります。
これにより、中央集権的な管理方法では防ぐことのできなかった、データの漏洩やハッキングのリスクを最小限に抑えることが可能になります。
ビットコインを超える!?ファイルコイン(FIL)の将来性とは?

ICOで歴代2位の約280億円を調達
まず、ICOとはInitial Coin Offeringの略でBTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)などの仮想通貨を使用して資金調達を行うことです。
2017年に行われたファイルコイン(FIL)のICOでは、適格機関投資家のみを対象にしていたにもかかわらず、約280億円の資金調達に成功しました。
これは、過去に行われたICOの中でも歴代2位となる結果です。
世界最大のベンチャーキャピタルであるセコイアや超大手の仮想通貨取引所であるCoinbase、よく知られている企業ではSkypeなども投資家としてICOに参加しました。
これらの、著名な投資家や企業などがサポートされているということでファイルコイン(FIL)への期待度が分かります。
ナスダックによるビットコインを超える可能性のある仮想通貨に選ばれた
アメリカの電子証券取引所・NASDAQの発表したレポートでは、ファイルコイン(FIL)が今後ビットコインを超える可能性を持った暗号資産3選に選ばれています。
ビットコインは現在の価格は、500万円前後なのでそれをファイルコイン(FIL)が超えてきたら凄いことですね。
ビットコインは、普及率や知名度をとってもやはり一番でそれが価格にも反映されていると思いますが、機能面で何か優れているということはありません。
なので、素晴らしい機能を持ったファイルコイン(FIL)が、ビットコインの価格を超える可能性を持っていると評価されたのでしょう。
ファイルコイン(FIL)の今までの価格推移と今後の価格について

上のチャートは2020年10月から現在(2022年4月)までのファイルコイン(FIL)の価格のチャートです。
ファイルコイン(FIL)は2020年10月の上場時は約30ドル前後で推移していましたが、2021年3月には最高値である約230ドル(日本円で約28000円)にもなっています。
その後は、上昇は続かず下落する一方で、2021年7月には50ドル前後まで価格を戻しています。
その後も、下落を続け現在(2022年4月)では20ドル前後という価格に落ち着いています。
ファイルコイン(FIL)が買える取引所、入手方法
現在、ファイルコイン(FIL)は日本国内の取引所では取り扱いがありません。
なので、海外取引所である「Bybit」、「Binance」、「MEXC」から購入することになります。
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「Bybit」や「MEXC」はユーザーも多く、アプリや公式サイトも日本語に対応しているのでファイルコイン(FIL)を取引するのに最適な取引所なので、ぜひこの機会に登録してみてください。
上記の仮想通貨取引所では、日本円の入金に対応していないため国内の取引所に日本円を入金した後、仮想通貨を購入し他の取引所に送金するという工程が必要になります。
国内取引所は「Coincheck」がおすすめですので、口座開設がまだの方はぜひこの機会にどうぞ!
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ファイルコイン(FIL)の特徴まとめ
今回は、NASDAQがビットコインを超える可能性を持つ仮想通貨にも選ばれているファイルコイン(FIL)について紹介していきました。
現在の、ストレージシステムの問題点を解決できる次世代のストレージシステムということで、今後どのように活用されていくのか、またファイルコイン(FIL)の価格はどのように推移していくのか期待が大きい通貨です。
- ファイルコインは分散型のストレージシステムでデータの漏洩や破損のリスクを最小限に抑える
- NASDAQが今後ビットコインを超える可能性を持った暗号資産3選に選んだ
- ICOでは世界の有名な投資家から280億円もの資金調達に成功した
- 最高値は、約230ドルで現在の価格の約10倍
ファイルコイン(FIL)は、これからのストレージシステムの代表となっていくのか、投資対象としても非常に魅力的ですがプロジェクトの内容も素晴らしいのでとても期待ができそうです。
これからファイルコイン(FIL)に投資していきたいと考えているあなたはぜひこの記事を参考にファイルコイン(FIL)への投資を始めてみてください。
なお、日本国内取引所でのファイルコイン(FIL)の取り扱いはありませんので、海外の仮想通貨取引所で購入する必要があります。
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