DEX(分散型取引所)のプロトコルとして有名なものは多くありますが、その中でもDEXの先駆けになったと言っても過言ではないのが「Uniswap」ですよね。
そもそも、暗号資産の取引所にはCEX(中央集権型)とDEX(分散型)があります。
CEXは運営会社が直接取引所に関与し、利用者は一旦取引所に自分の暗号資産を入金することで初めて取引をすることができるようになります。
セキュリティ面などは比較的強固な場合は多いですが、ネックになるのが手数料ですね。
運営は手数料によって多くの収入を得ていますので、取引が増えれば増えるほど儲かる仕組みとなっています。
有名なところでは、コインベース・バイナンス・コインチェックなどが挙げられますね。
逆に、DEXの場合は運営会社が取引所には関与しておらず暗号資産を保有している投資家同士が直接取引ができます。
分散型ということで、仮に運営会社がハッキングされたとしても「シークレットキー」という取引に重要な鍵は投資家同士で管理しているのでリスクを低減することもできるのです。
今回はそんな、仮想通貨Uniswap(UNI)について特徴や基本情報、将来性について解説していきます。
仮想通貨Uniswap(UNI)とは?

通貨(トークン)名 | Uniswap(UNI) |
プレセール価格 | 約940円 |
時価総額 | 717,199,243,436 |
公式サイト | https://uniswap.org |
取り扱い取引所 | Bybit Binance MEXC |
仮想通貨ランキング | 17位 |
それではUniswapについてより詳しくご紹介していきましょう。
仮想通貨Uniswap(UNI)は発行上限が10億枚となっており、現在時価総額17位にランクインしているメジャーなコインです。
残念ながら国内取引所での取り扱いはありませんので、海外の取引所に送金してから購入する流れとなってしまいます。
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取引所で購入することもできますが、仮想通貨Uniswap(UNI)の取引所に暗号資産を預け入れることにより見返りとしてUNIがもらえるという仕組みが取られていますね。
なぜ、預けるだけで見返りが受け取られるのかと言いますと、取引所は流動性がなければ取引も成立せずUNIの価値も高騰していくことはありません。
ですから、流動性を確保する為に多くの投資家にプールさせることで恩恵を与えているというわけです。
仮想通貨Uniswap(UNI)の特徴

それでは次に仮想通貨Uniswap(UNI)の特徴についても見ていきましょう!
上場審査がない
仮想通貨Uniswap(UNI)の取引所には、大手取引所が新しいコインを上場させるにあたっての審査がありません。
CEXの大手取引所は上場後のトラブルを防ぐ為に上場前に審査を行い、クリアした通貨のみ上場させることが一般的です。
しかし、仮想通貨Uniswap(UNI)では上場審査を行わずどんな暗号資産でも上場できる仕組みをとっているのです。
それって危ないんじゃないの?と思われる方もいるかも知れません。
確かに、草コインの中の詐欺コインが紛れ込んでしまうこともあります。
しかし、本当に素晴らしいロードマップを掲げ実行力のある運営が発行するコインがいち早く上場したとします。
それはもうチャンスでしかありませんよね?
CEXの上場審査が行われているうちに、あなたはその有望なコインに投資ができるのですから。もう世間に知られたら価格は高騰し、旨味も無くなってしまうかも知れません。
リスクはありますが、いち早く有望なコインに投資できる可能性があるという点は大きなメリットになります。
AMM型の分散型取引所
みなさん「スマートコントラクト」という言葉を聞いたことがありますか?
スマートコントラクトとは、簡単に言えば投資家同士が取引をする際に間に入るプログラムで取引所に預けられている通貨量に応じて価格を決定し取引を成立させるものです。
ユーザー同士であれば価格は言い値となってしまい、取引量が減少したりトラブルが発生したりするリスクが高まります。
それを防止する為にスマートコントラクトが導入され、「AMM」と呼ばれる自動マーケットメーカーが採用されているのです。
メリットは他にも取引時間が速くなったり、手数料の削減、違反者は自動で利用停止処分が適応されるなどが挙げられます。
つまり、AMMは安定・安心のマーケットメーカーと呼ぶことができそうですね。
仮想通貨Uniswap(UNI)の将来性と今後の見通しについて

現在でも時価総額上位にランキングしている仮想通貨Uniswap(UNI)ですが、今後の見通しはどのようになっているのでしょうか?
Defi・DEXの市場規模
現在の金融ビジネスは金融機関を中心として回っていますよね?
しかし、ブロックチェーン技術を使うことにより金融機関の仲介を無くしよりスムーズで自由な金融モデルが確立されつつあります。
このDefi・DEX市場は今後さらに発展していくことが予想されており、その中心となるのがイーサリアムと言われています。
Uniswapもイーサリアムのブロックチェーンを使っていますので、さらにUniswapの需要も拡大していくことでしょう。
上場銘柄の増加
現状でも1500もの通貨やトークンを取り扱っているUniswapですが、今後はさらにその取り扱い銘柄は増え続けていくと予想されます。
時代の進化に合わせた画期的な暗号資産がどんどん誕生し、一番先に上場する可能性が高いのがDEXであるUniswapではないでしょうか?
このメリットが注目され続ければ今後も利用者は増え続け、そのガバナンストークンであるUNIも安泰かも知れませんね!
仮想通貨Uniswap(UNI)についてまとめ

Uniswapは分散型の取引所(DEX)
取引手数料の削減やスピードが速いスマートコントラクト、「AMM」を採用
上場審査がないため、デメリットはあるが有望な通貨をいち早く購入することが可能
DeFiの市場規模の拡大により、ますます利用者が増える可能性もある
今回はUniswapについてご紹介させていただきました。
DEXといえばUniswapと答える方も少なくないほど有名な取引所・トークンです。
今後もさらに飛躍してくれそうなUniswap・UNIには要注目ですね!
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