仮想通貨リップル(XRP)は国際送金手段として開発された仮想通貨で、ほぼ全ての国内取引所や大手の仮想通貨取引所で取り扱われていて、知名度も高い仮想通貨です。
今回はそんなリップル(XRP)について詳しい解説や特徴について書いていきます。
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リップル(XRP)は送金に適した通貨
通貨(トークン)名 | XRP |
価格(2022年2月現在) | 約87円 |
時価総額(2022年2月現在) | 4,165,561,236,854 |
公式サイト | https://xrpl.org |
取り扱い取引所 | 「Binance」「Bybit」「MEXC」「Bitget」 |
仮想通貨ランキング(2022年2月現在) | 6位 |
リップル(XRP)はサンフランシスコに本社を置く「リップル社」の開発により2012年に発行枚数上限の1000億枚すべてがすでに発行され、ビットコインのように新規発行報酬を得られるマイニングはありません。
現在約半数をリップル社が保有して管理している、中央集権的な仮想通貨になります。
リップル(XRP)の創られた経緯や詳細情報
リップル(XRP)開発の歴史はビットコインより長く2004年にカナダのライアン・フッガー氏の論文により考案されました。2009年のサトシ・ナカモト氏の論文よりもビットコインよりも5年も先に開発自体は始まっていました。
ビットコインの初期開発者の3人のうちの1人により、ビットコインにある承認システムの処理速度の問題、採掘(マイニング)の電力消費による環境問題などを解決する仮想通貨として、実用性とサスティナビリティーを重要視した開発が進められ今日まで続いています。
時価総額は現在第6位となっており、ほぼすべての取引所で扱われていますのでテザー等のステーブルコインを除くとアルトコインの中では最も安定して日本でも特に人気の高い仮想通貨の1つになります。
リップル(XRP)には多くの大企業から期待されており、Googleの子会社グーグルベンチャーズが、早い段階からリップルに出資していることや、SBI証券が株式の持ち合いをしている事もおさえておいた方が良いかもしれません。
またリップル(XRP)は2020年12月にアメリカの証券取引所(SEC)から届け出なく資金調達を行ったということで有価証券法違反で提訴されていますが、XRPが有価証券に当たるかという点で議論に時間がかかり現在まで判決待ちとなっています。
この提訴の結果はリップル(XRP)の価格に大きな影響を与えると予想されています。
実はビットコインよりも開発の歴史は長いことや、米SECから提訴されていることは意外と知られていません。
リップル(XRP)の仕組みや用途について
国際送金手段として開発された仮想通貨
仮想通貨リップル(XRP)は年間6,000憶ドルともいわれる国際送金市場で使われることを目的として開発されました。
リップルネットネットワークという独自のブロックチェーンにより、安い手数料にて数秒で1万件以上の取引を承認することが出来ます。
その3秒という送金時間が早さと1回の送金に0.1円以下という手数料の安さが認められ世界中の300以上の金融機関でブリッジ通貨として使用されています。
リップル(XRP)は各国の法定通貨同士を仲介する「ブリッジ通貨」で、日本円→XRP→ドルといったように、国境をまたいで円滑に送金を可能にします。
双方で相手の通貨を準備するプリファンディングというプロセス必要が無くリップルネット上でオンデマンドに送金処理を可能にしています。
バンク・オブ・アメリカやタイのサイアム商業銀行やフィリピンのBDO等の海外銀行、そして三菱UFJ銀行やりそな銀行・ソニー銀行などの国内銀行、その他送金事業に特化した多くのフィンテック企業で世界55か国以上の国の120種類以上の通貨ペアの送金で利用されています。
リップル(XRP)の承認方法
リップル(XRP)の承認方法はビットコイン等のPoW (Proof of Work)とは違って、PoC(Proof of Consensus)になっています。
数名のリップル社の社員が認めた世界中に分散するバリデーターと呼ばれるノードのうち選ばれた少数がP2Pネットワークで相互間に承認を行うことにより、平均3~4秒という瞬時の取引を可能にしています。
また、従来の国際送金とは違い「コルレス銀行」と呼ばれる金融機関の仲介の必要が無い為、手数料を大幅に安く抑えることを可能にしました。
フレアネットワークの開発
大きな転換の動きとしてはスマートコントラクトの実装を含む「フレアネットワーク」の開発が進められております。
リップルネットはビットコインやイーサリアムのようなブロックチェーンでない為、互換性はありませんでした。
また、マイニングが無くリップル社保有分はの安全性確保の為ロックされている中央集権的である批判を受けて2018年以降から毎月徐々にロックが解除されています。
今後イーサリアムと互換性が出来るだけでなく、イーサリアムを超える巨大なネットワークに発展する可能性があります。フレアネットワークで使用されるSparkトークンの上場も予定されており期待を集めています。
リップル(XRP)は多くの取引所で買える!
現在、ほぼ全ての仮想通貨取引所でリップル(XRP)は取り扱われています。
「Binance」や「Bybit」は日本語にも対応していて、流動性も高くリップル(XRP)の取引をするのに最適な取引所だと思います。興味のある方は登録してみてくださいね。
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リップル(XRP)の記事まとめ
リップル(XRP)は世界中の金融機関で国際決済のブリッジ通貨として使われてる実用性の高い仮想通貨です。
管理はリップル社が行っていますが承認は分散型になっていますのでスケーラビリティーの高さが世界中の金融機関で評価されています。
上限枚数すべてが発行済みでマイニングはありません。
承認プロセスは分散されていて安定していますがリップル(XRP)はリップル社が半数近くを保有・管理しており、金融機関に提供するというBtoB色の強い中央集権的な通貨と言えます。
スマートコントラクトを実装した「フレアネットワーク」により、イーサリアムを超える可能性がると言われています。
現在アメリカの証券取引所に提訴されているのでのその判決に注視が必要です。
リップル(XRP)は、以下の取引所から取引ができます。
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